北投温泉を無料で満喫するおすすめルートガイド【日帰りも可】
台北で一番有名な温泉街と言えば「北投(ほくとう・ベイトウ)」ですね。温泉付きのホテルもたくさんあるので、そこでゆっくり湯に入ってリラックスするのが定番の楽しみ方となっています。宿泊しなくても、日帰りで温泉だけ入ることもできます。
ただ、このようにしっかり温泉に入れば当然お金がかかります。もちろん時間があるならお金を出してゆっくり温泉に入るのもおすすめです。しかし、あまり時間がないときなどは、無料で温泉街を回るだけでも結構楽しめるのです。
今回は、そんな無料で楽しめる北投温泉スポットを中心に紹介していきます。短時間で回れるので、台北中心地からちょっと足を伸ばして日帰りすることも十分できますよ。
アクセス・行き方
北投温泉スポットの最寄り駅はMRT 新北投駅です。台北駅から MRT に乗車して約 30 分で到着します。
MRT 台北駅から、赤色の淡水信義線に乗ります。
MRT 北投駅に到着した後、ピンク色の新北投支線に乗り換えます。
MRT 北投駅から MRT 新北投駅は一駅だけなので、すぐに到着します。
▲MRT 新北投駅を少し離れたところから撮影
▲ 駅のすぐ近くにスターバックスやマクドナルドも
おすすめ無料スポットを4つ紹介!
今回紹介するスポットは、北投公園という細長い公園の周りに点在しているので、この公園を歩いて一周しながら回っていくイメージになります。
おすすめ無料スポット 1:台北市立図書館 北投分館
まず、駅から比較的近い場所にあるのがこの「台北市立図書館 北投分館」です。お洒落な造りの図書館なので、観光で立ち寄る人も多いです。
裏側から見てもいい感じ。
ただ、私が来た日は休館日でした。残念でしたが、またやってきて中に入りたいと思います。
休館日は台湾の祝日と、毎月の第一木曜日ですので、お気をつけ下さい。
■ 台北市立図書館北投分館(臺北市立圖書館北投分館)
※後日、再び北投を訪れたときに図書館に入りました。台湾のおすすめ図書館まとめ記事にそのときの感想などを追加しました。
おすすめ無料スポット 2:足湯(復興公園泡腳池)
北投には無料で入れる足湯が何カ所かあります。今回は、復興公園という公園内にある足湯(泡腳)に行きました。ここは、MRT 新北投駅からそれほど離れていないので、徒歩で気軽にやってこれるおすすめの足湯です。
公園なだけあって近くには遊具などもあり、たくさんの親子連れがいました。
屋根の付いている場所が無料の足湯です。
平日の昼間なのにこの混雑ぶり。やはり無料なだけあって利用者は多いですね。ほとんどスペースは空いてませんでした。休日などはさらに人が多いかもしれないので、並ぶ必要もあるかもしれません。
荷物は奥の方にある棚に入れておけます。
湯船に入る前に、蛇口で足を洗って綺麗にしなければなりません。うっかり洗わずに湯船に向おうとしたら、警備員の人に「そこで足を先に洗って」と言われてしまいました。
足を洗ったらいよいよ、足湯につかります。
ちょっと気持ちよすぎて衝撃的でした。足をつけただけなのに気持ち良くて疲れが吹き飛び、健康効果やリフレッシュ効果が十分にあることを実感しました。
■ 復興公園泡腳池
おすすめ無料スポット 3:北投博物館
北投博物館は、北投公園の周辺を歩いていると見つかります。上で紹介した図書館を裏側から見れる場所を、少し過ぎた辺りにあります。
北投博物館も無料で見学できます。入口から入って、まずは靴を脱いでロッカーに入れた後、順路に沿って回ります。
北投温泉の歴史が学べるようになっています。和の雰囲気が随所に感じられることから、日本も温泉の開発には深く関わってきたことが分かります。
■ 北投博物館
おすすめ無料スポット 4:地熱谷
北投博物館を過ぎてまた少し歩くと地熱谷が近付いてきます。地熱谷は、温泉が大量に湧き出ているスポットです。硫黄の臭いが漂い、温泉に入っているような気分が味わえます。
■ 地熱谷
その他おすすめスポット
無料で楽しめる北投温泉スポットを紹介してきましたが、最後に有料のおすすめスポットも紹介しておきます。
北投のおすすめラーメン店「滿客屋拉麵」
滿客屋拉麵は、上で紹介した「地熱谷」の近くにあるラーメン屋さんです。北投住みの友人がおすすめしてくれたので期待していたのですが、運悪くこの日は午後の休憩時間に来てしまいました。夜は 17 時前ぐらいから営業開始すると言われましたが、予定が詰まっていたので待つのは諦めました。昼過ぎから夕方までの時間にやってこないように気をつけて下さい。評判が良さそうなラーメン屋なので、次こそは食べてみようと思います。
露天温泉浴地
紹介した「北投博物館」を通りすぎてすぐの場所にある露天温泉です。有料とは言え、たった 40 元で入れます。
水着着用なのでご注意を。ここに限らず台湾の温泉では基本的に水着を付ける必要があります。
■ 親水公園露天温泉浴池
ホテル・旅館の温泉もオススメ
北投には温泉付きの旅館・ホテルがたくさんあります。
日本から進出してきた有名な「加賀屋」は、一番最初に紹介した図書館入口側の近くにありました。
一泊しなくても日帰りできる温泉旅館もあります。やはり、時間に余裕があるなら、無料スポットを回るだけでなく、大きな温泉にゆっくり入るという正統派の楽しみ方をするのもおすすめです。
新北投駅の旧駅舎が新しくなりました【追記】
2017 年 4 月 1 日から、新北投駅の旧駅舎が復活しました。新しく建てられた駅舎を見ようと、多くの人が見学に来ています。北投温泉へ行くときは、一緒に見学するのも良いですね。
詳しくは以下の公式ホームページを参考にしてください。
⇒新北投車站(一部日本語ページ有り)