台湾電子レシート宝くじの当選確認方法と、換金または利用する方法【ICカード・悠遊カード】

2017-12-16公開  
本記事の情報は投稿時点で正確であるように最善を尽くしましたが、その後情報が変更される場合があります。最新の情報を確認することをお勧めします。

「台湾のレシートは宝くじになっている」ということは割とよく知られていることです。台湾で買い物をすれば最高で1,000 万台湾元当たるかもしれないという夢のある宝くじです。

そんな台湾レシート宝くじですが、紙のレシートをもらって一枚一枚当選をチェックするのは少し面倒です。今回の記事では、そんな煩わしさから逃れられる上に、宝くじにもしっかり参加できる方法を紹介します。

台湾のレシート宝くじ(統一發票)とは

まずは台湾のレシート宝くじについて簡単に説明しておきます。台湾で買い物をした時にもらえるレシートは大抵、上の方に番号が書かれています。これが宝くじになっていて、2ヶ月に一回当選するチャンスがやってくるのです。

2ヶ月に一度、ウェブサイトやアプリなどで当選番号を確認できます。

最高金額の1,000 万元は全桁当てなければいけないので厳しいですが、下3桁が一致すればもらえる200 元は意外とよく当たります。私は毎回、1〜2 枚当選していることが多く、何度も当選金を受け取ってきました(200 元の次に当たりやすい 1,000 元以上は当たったことがありませんが)。

200 元とは言え、台湾では少し良いお店で一食食べられるぐらいの金額なので、当たった時は得した気分になれます。

IC カードでも宝くじが付いてくる!

最近は台湾でもIC カード(悠遊卡など)で支払いする場面が多くなってきました。コンビニやスーパーなどよく行く一般的なお店では、大抵どこでも IC カードで支払えます。

IC カードで支払えば、当然紙のレシートは付いてきません。(正確に言えば、紙のレシートを受け取るかどうかは毎回聞かれますが、決済履歴はアプリで確認できるし、もらう必要性がないのでいつも「不用(プーヨン)」と言ってます)

ここで、紙のレシートが無ければ宝くじに参加できないのではないか?と心配する必要はありません!何と、決済した IC カードの中にレシート宝くじの情報もしっかり残るのです。この IC カードの中にあるレシートくじの当選確認方法を次に紹介します。

コンビニでの当選確認方法

IC カードの中にあるレシート当選情報は、コンビニで確認することができます。IC カードも、紙のレシートの当選発表日が過ぎたタイミングで確認できるようになります。

以下では台湾のファミリーマート(全家)で当選確認する方法を紹介していきます。(セブンイレブンなどでも機械で同様に確認できます)

左下にある「生活服務」をよく見ると、「電子發票(中獎查詢)」と書いてあります。これは電子レシートの当選確認という意味です。 台湾 レシートくじ 電子 ICカード 当選確認

したがって、この「生活服務」を押した後に出てくる画面では、「電子發票(中獎查詢)」というところを押していけば良いです。左上にあるので分かりやすいですね。 台湾 レシートくじ 電子 ICカード 当選確認

最後の画面では、当選確認する IC カードの種類を選択します。悠遊卡をお持ちの方が多いでしょう。 台湾 レシートくじ 電子 ICカード 当選確認

すると、当選していれば以下のような画面が現れます!200 元当たっていました!電子レシートで当たったのは初めてだったので嬉しかったです。 台湾 レシートくじ 電子 ICカード 当選確認

そして、「列印」というボタンを押すと、機械から以下のような当選レシートが出てきます。普通のレシートより幅が少し広めでした。 台湾 レシートくじ 電子 ICカード 当選確認

当選レシートの換金方法

当選した電子レシートは、紙のレシートと同じく、台湾の郵便局で換金できます。上写真のように、レシートには当選者の情報を書くスペースがあります。(普通の紙レシートでは裏に書く欄があることが多い。書く欄がない場合は、空いているスペースに必要な情報を書き込めば OK)

記入が必要な情報は以下の通り。

中獎人→ 当選者の名前 ・國民身分證統一編號→ 当選者の身分証番号(日本人観光客の場合は「パスポート番号」を書けば OK) ・戶籍地址→ 住所 ・電話→ 電話番号

住所と電話番号は、日本のもので大丈夫でしょう。後は、この記入したレシートとパスポートを持って、近くの郵便局に行けばすぐに換金してもらえます。

当選したレシートはコンビニ等で使えます!

最後に少し特別な情報を紹介。私も最近知ったのですが、当選したレシートは郵便局で換金するだけでなく、お店で使うこともできるのです!コンビニなどで利用可能です。

郵便局で換金するときと同様、必要情報を記入したものをお店で会計するときに渡せば使えます。お釣りは出ませんので、当選金額以上の買い物をするときに使うのが良いでしょう。

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