日本にも支店あり!微熱山丘(サニーヒルズ)の台北店でパイナップルケーキを実食してみた

2017-04-10公開  
本記事の情報は投稿時点で正確であるように最善を尽くしましたが、その後情報が変更される場合があります。最新の情報を確認することをお勧めします。

台湾のお土産といえばパイナップルケーキ、と言っても過言ではない程定番となったこの伝統菓子ですが、どのお店にも売っているしどこで買うのが一番美味しいんだろう?と迷う方も多い物でもあると思います。

そんな中各ガイドブックやネットで美味しいと評判の微熱山丘(サニーヒルズ)のパイナップルケーキお値段は一箱10個いり、420元と現地の物価を考えると少しお高め。日本支店(東京・青山)ではなんと一箱3000円と、気合を入れないと買えないリッチな代物!果たして本当に美味しいのでしょうか?早速実食してみました。

微熱山丘(サニーヒルズ)の台北店で実食してみた!

パイナップルケーキと烏龍茶のセットが無料

sunnyhills

【微熱山丘】の台北店は、お店に入るとまず奥の席に案内されるシステム。そこでパイナップルケーキとお茶を頂きます。香り高い烏龍茶がついたこのセットなんと、サービス。無料です。太っ腹すぎる所がとても台湾らしい。

パイナップルの素材を活かした自然な味

メインのパイナップルケーキは、とても自然な味…というのが第一印象。甘さはとっても控えめで、上品な台南産パイナップルの風味が口いっぱいに広がります。空港やお土産屋さんで買うパイナップルケーキとは確かに一線を画す出来。よくある人工甘味料の味は感じられません。

その餡はオーナーの実家が作っているというパイナップルを惜しげもなく使用している為、果肉が沢山!一口かじるたびに現れるざくざくとした食感がとても楽しいです。外側のクッキー生地もしっかりしていて、あまりぼろぼろ零れ落ちません。パイナップルケーキを食するときの一苦労も【微熱山丘】では無用の心配でした。

昔ながらのパイナップルケーキは冬瓜を使用した餡が主流で、甘く、なめらかでねっとりした餡という印象が強い方も多いと思います。ここまでパイナップルの酸味や果肉が主張される物はあまりありませんでしたが【微熱山丘】のパイナップルケーキは自然の味、果物そのものの味を大切にした結果このような形になったそうです。

台湾の「真材実料」を体現していて手抜き無し!

台湾のことわざである「真材実料」(手抜きをせず本物の材料を使っているという意味)を体現している所は、昨今の金儲けだけの為に体に悪い物を販売する業者に見習ってほしい所!良い素材を使い、一つ一つ手作りしていることを考えるとこのお値段は妥当かもしれません。一つ42元(約170円)と考えると、そんなに安くていいの!?と心配してしまうぐらい。それ程クオリティが高いスイーツです。

普段は一つでお腹いっぱいになってしまうアラサー女子の筆者も、ダメだとわかりつつお店を出た後に購入した二つ目に手を出してしまいました。胃もたれしなくて美味しいんだもの…。

【微熱山丘】のパイナップルケーキは、伝統的な味かと言われるとそうでもないかもしれません。伝統菓子と呼ぶには、少しおしゃれすぎるかもしれません。けれどオーナーの台湾に対する沢山の愛やこだわりを感じることが出来る素敵な逸品です。これぞ現代に見合った「自然で体に優しく安心して食すことができる」新しいパイナップルケーキの形ではないかと思います。

桃園空港にも店舗あり!お土産を買い忘れても大丈夫

いくつか日本の友人にお土産として購入しましたが、どの方も大絶賛!パイナップルそのままの味がして美味しい!甘すぎないのにお茶にも合う!と特に女性の方から絶賛されました。一つ買うともらえる布製の手提げ袋や、可愛いパッケージも好評だった様です。

台湾を訪れる際は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?無料で一つ頂いてしまうと、「買わなきゃ」という気持ちになってしまいますが(笑)雰囲気もよく、お茶も美味しいのでカフェとしての利用もお勧めです。買い忘れた!行く時間がなかった!という方も大丈夫。桃園国際空港にもお店がありますよ!帰り際の買い足しも可能です。

店舗情報

台北店

【住所】台北市民生東路五段 36 巷 4 弄 1 号 1F

桃園空港店

【住所】桃園市大園区航站南路 9 号第二ターミナル2 F

東京・青山店

【住所】東京都港区青山三丁目 10-20

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